数字から「結婚」を見る



最近、結婚の形はだんだん多様化になってきます

ウェディングドレスを着る花嫁さんはどんな形として結婚しましたか?

何か意味は微妙ですよね。結婚式のゲストドレスを着るあなたはこの問題は興味を持っていますか。

81.7% [おめでた婚]

カラーウェディングドレスを着てふわふわしているデザインで自分の腹を隠すために苦労をしている方は妊娠している花嫁さんです。「できちゃった婚」ともいわれるおめでた婚は、いまや婚姻総数の4分の1以上!これは、1980年の2倍以上の数だとかです。芸能人にも多く見られ、かつての ような「恥ずかしいこと」という意識はだいぶ薄らいだ感も。特に若年層に多く、81.7%という数字は、10代の婚姻数における出来ちゃったおめでた婚が 占める割合です。まさに驚きの数字ですね!



7倍 [国際結婚]

違う国籍同士が結婚するのが「国際結婚です婚姻総数に占める割合は6.1%で、1980年の0.9%に比べると7倍近い驚異的な伸び率です。注目は、男女の間 で結婚相手の出身国に大きな違いがあります。夫が日本人の場合、妻が中国、フィリピンなどのアジア出身である割合は84.2%なのに対し、女性が日本人の 場合、夫が欧米出身である割合が高くなるのだということです。



750条 [事実婚

籍を入れないけれど、事実上婚姻関係にあるのが事実婚です。「内縁」といわれるのはこの関係のこと。民法750条では婚姻時にどちらかの姓に統一することを定 めているため、姓の変更を避ける場合には事実婚を選ぶしかないのが現状です。このため、夫婦別姓議論が国会内でも長年繰り広げられています。ちなみに、ヨーロッ パなどの欧米各国では一般的で、フランスに住む後藤久美子ジャン・アレジ夫妻、「フランス婚」と自ら銘打った夏木マリもこのかたちです。



1割以下 [お見合い結婚]

かつては主流だったお見合い結婚も、昨今は1割以下と下火傾向に。しかし、ネットを通じて知り合うケースや、登録&マッチング形式の結婚情報サービスの ニーズは非常に高く、盛況です。これらで知り合ったカップルを「お見合い結婚」とカウントすれば、かなりの数にのぼると思われるが、いまのところはフツウに “恋愛結婚”とされている模様です。



30歳 [オトナ婚]

実は明確な定義がないのが「オトナ婚」。女性の平均初婚年齢が28.0歳と、晩婚化が顕著になった2005年以降に注目された言葉です。上質さとゲストへの 配慮を求める、30歳前後のこだわり派を指して言うことが多いようで、目下『25an』や『ゼクシイ』のラグジュアリー版として創刊した『Anhelo』 などの雑誌が牽引するスタイルです。